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   主催: 一般社団法人 日本循環器病予防学会  
 共催: 公益財団法人 日本心臓財団(予定)
   協力:  一般社団法人動脈硬化予防啓発センター(予定)  
 2019年度 第32回日本循環器病予防セミナー
クリニカルクエスチョンから結果を得るまでの循環器予防研究
~循環器病予防のための疫学研究・臨床研究の基礎と実践を学ぶ真夏の白熱教室~
 
【開催概要】 

 1988年より毎年1回開催しております「日本循環器病予防セミナー」は、今年で第32回を迎えます。
これまで1200名以上のセミナー修了者が輩出され、臨床、公衆衛生、それぞれの分野で循環器病予防の第一線で活躍し、また後進の指導者として活躍されています。
第32回日本循環器病予防セミナーは、「クリニカルクエスチョンから結果を得るまでの循環器予防研究」をテーマに、循環器疾患の予防につながる疫学研究・臨床研究のポイントを学んでいただくことを目的として実施します。研究デザイン、統計手法、循環器疾患や動脈硬化性疾患の危険因子の疫学について講義で学ぶとともに、グループワークで実際に研究計画を立案していただくことを通じて上記の目的を達成します。
 さまざまな保健・医療の現場で循環器疾患の予防に従事する受講生によるグループワークは、本セミナーの大きな特色の一つです。昨年度に引き続き、あらかじめ用意された6つのテーマから研究計画を立ててみたいものを参加申込時に一つ選んでいただき、同じテーマを選んだ受講生とともにグループワークを行っていただきます。事前学習用の論文も提示しますので、研究計画の立案は初めてという方でも参加しやすくなっています。
 日本循環器病予防学会の理事・評議員を中心とした循環器病予防の第一線で活躍する講師陣による体系的でわかりやすい講義とグループワーク演習で構成される4泊5日のプログラムです。どうぞ奮ってご参加ください。

会期:  2019年82日(金) 午後~ 86日(火)午前  ★スケジュール 
会場:  THE KASHIHARA(ザ 橿原)(旧:橿原ロイヤルホテル)   
〒634-0063 奈良県橿原市久米町652−2   ★施設のご案内
定員:  42名  
参加資格: 動脈硬化・循環器病予防に意欲のある医師、歯科医師、薬剤師、保健師、看護師、
管理栄養士、理学療法士、作業療法士などの医療職、および関連領域の大学院生・
研究生などの若手研究者を歓迎。学部学生は原則不可。
参加費:  予防学会会員:50,000円 / 非会員:100,000 
 
※ 参加費には受講費・宿泊費・食費を含む。
     ★本セミナー応募と同時に入会のお手続きをされる場合は、会員価格となります

             ⇒入会についてはこちらをご覧ください

実行委員長: 笠原 正登  奈良県立医科大学附属病院 臨床研究センター(センター長/教授)
講師・チューター:  上嶋 健治  京都大学医学部附属病院 相談支援センター(センター長/教授)
大西 浩文  札幌医科大学公衆衛生学講座/循環器・腎臓・代謝内科学講座(教授)
岡村 智教  慶応義塾大学医学部 衛生学公衆衛生学(教授)
岡山  明  生活習慣病予防研究センター(代表)
小橋  元  獨協医科大学医学部公衆衛生学講座(教授)
小山 雅之  札幌医科大学公衆衛生学講座/循環器・腎臓・代謝内科学講座(助教)
鈴木 渉太  奈良県立医科大学附属病院 臨床研究センター(助教)
中村 幸志  琉球大学大学院医学研究科 衛生学・公衆衛生学講座(教授)
西  信雄  医薬基盤・健康・栄養研究所 国際栄養情報センター(センター長)
西山 知佳  京都大学大学院医学研究科クリティカルケア看護学分野(准教授) 
平田  匠  東北大学東北メディカル・メガバンク機構 予防医学・疫学部門(講師)
三浦 克之  滋賀医科大学社会医学講座 公衆衛生部門(教授)
宮本 恵宏  国立循環器病研究センター 予防検診部(部長)
村上 義孝  東邦大学医学部社会医学講座医療統計学分野(教授)
森河 裕子  金沢医科大学看護学部(教授)

特別講師: 小川 久雄  国立循環器病研究センター(理事長)
佐伯 圭吾  奈良県立医科大学疫学・予防医学教室(教授)
伊藤 雪絵  奈良県立医科大学附属病院 生命倫理管理室(副室長)
小坂 次郎  クリンクラウド株式会社 (代表取締役)
 
テーマ・内容: 「クリニカルクエスチョンから結果を得るまでの循環器予防研究」
■講義内容(予定)■
 ・疫学の基本(考え方、計画立案)
 ・生物統計アプローチ
 ・臨床研究設計の実際
 ・レジストリ―研究の実際
 ・比較の質を高める(解析方法選択、交絡の調整、サンプルサイズ設定)
 ・レセプトデータ/DPCデータ
 ・循環器領域における教育介入研究の実際
 ・ビッグデータの取り扱い
 ・循環器病における社会経済的要因
 ・糖尿病,動脈硬化
 ・女性と動脈硬化について
 ・臨床研究法制定
 ・高血圧ガイドライン2019の目指すもの
<特別講義>
 ・臨床介入研究の実際
<スポンサード講義>
 ・EDCを用いたデータ管理(クリンクラウド社)

■グループワーク
 担当チューターのもと、各グループで実際に研究計画を立案。
 申請書作成からプレゼンテーションまでを行う。
 受講者には予め決められた6つのテーマの中から、各自希望のテーマを選択していただきます。
 (テーマ決めは、受講後にご連絡します)
 *テーマ
  ・レセプトデータを用いて、冠動脈疾患重症化予防を計画する
  ・循環器病予防を目的とした適正尿酸値を設定する
  ・糖尿病治療薬SGLT2阻害薬を用いた循環器病介入型臨床研究を計画する
  ・心機能改善を目的とした患者指導を企画する
  ・女性の高脂血症治療目標を設定する
  ・特定保健指導の効果を多面的に評価する


募集について: 募集中。選考の上、決定。申込後15日以内に選考結果をお知らせします。
定員に達し次第、募集終了。
申込み: 下記より申込書をダウンロードし必要事項を記入後、事務局まで送付して下さい。
  申込用紙 ⇒ こちら
   
   ■申込書送付先■   メール: 申込用紙に記載
     受付後1週間(土日祝日除く)以内に、メールにて受講詳細ををお知らせします。
     
事務局より連絡がない場合は、お手数ですがご連絡下さい。
参加条件:  ・セミナーは全日程(宿泊含む)にご参加いただくことを条件としております。
・受講者は本セミナーに参加する前に、循環器病予防eラーニング講座の指定講義
 を受講していただく予定です。(詳細は受講決定時にご案内します)