1988年より毎年1回開催しております「日本循環器病予防セミナー」は、今年で第30回を迎えます。
これまで1100名以上のセミナー修了者が輩出され、臨床、公衆衛生、それぞれの分野で循環器病予防の第一線で活躍し、また後進の指導者として活躍されています。
第30回セミナーでは、「リアルワールドで役立つ脳・心血管疾患予防のための疫学研究の進め方」をテーマとし、実際の医療の現場で脳・心血管疾患の予防に資する疫学研究を立案するにはどうすればいいかを学ぶ場としたいと考えています。
このセミナーでは、地域疫学研究・臨床疫学研究のプランニング、そのために必要な基礎的な統計や調査手法について、講義とグループワークを総合的に組み込んだ4泊5日のプログラムで学びます。講師とグループワークのチューターは日本循環器病予防学会の理事・評議員・新進気鋭の研究者等が務めます。
脳・心血管疾患の予防や臨床の分野でこれからデータ分析・論文作成を実践したい方、疫学研究・臨床研究の基礎を勉強したい方、新たに疫学研究を企画したい方など、ふるってご参加ください。なお今年は30周年という節目でもあり幾つかの記念講演も企画しております。皆様の参加をお待ちしています。
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会期: |
平成29年8月4日(金) ~ 8月8日(火) |
会場: |
ホテルコンチネンタル府中 (地図)
〒183-0055 東京都府中市府中町1-5-1 TEL 042-333-7111 |
定員: |
42名 |
参加資格: |
動脈硬化・循環器病予防に意欲のある医師、歯科医師、薬剤師、保健師、看護師、
管理栄養士、理学療法士、作業療法士などの医療職、および関連領域の大学院生・
研究生などの若手研究者を歓迎。学部学生は原則不可。 |
参加費: |
予防学会会員: 50,000円 / 非会員: 100,000円
※ 参加費には受講費・宿泊費・食費を含む。
★本セミナー応募と同時に入会のお手続きをされる場合は、会員価格となります
⇒入会についてはこちらをご覧ください |
テーマ・内容: |
テーマ:「リアルワールドで役立つ脳・心血管疾患予防のための疫学研究の進め方」
<内容>
・脳・心血管疾患の疫学研究を運営できる能力を身に付ける
・地域疫学研究・臨床疫学研究のプランニング(既存の疫学研究を例にして)
・危険因子としての高血圧、動脈硬化(脂質異常症)、糖尿病、喫煙の意義と管理方法を知る
・基礎的な統計や調査手法を学ぶ
・グループワークによる検討と全体討論
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実行委員会: |
【実行委員長】 |
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岡村 智教 |
慶應義塾大学医学部衛生学公衆衛生学教室(教授) |
【実行委員】 |
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井上 茂 |
東京医科大学公衆衛生学講座 (主任教授) |
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上嶋 健治 |
京都大学医学部附属病院臨床研究総合センターEBM推進部(教授) |
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大久保 孝義 |
帝京大学医学部衛生学公衆衛生学講座(主任教授) |
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大西 浩文 |
札幌医科大学医学部公衆衛生学講座 兼
循環器・腎臓・代謝内分泌内科学講座(准教授) |
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香坂 俊 |
慶應義塾大学医学部 循環器内科(特任講師) |
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小橋 元 |
獨協医科大学医学部公衆衛生学講座(主任教授) |
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斉藤 功 |
愛媛大学看護学部地域健康システム看護学講座(教授) |
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澤野 充明 |
慶應義塾大学 循環器内科(助教) |
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辰巳 友佳子 |
帝京大学医学部衛生学公衆衛生学講座(助教) |
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中村 幸志 |
北海道大学大学院医学研究院 社会医学分野公衆衛生学教室(准教授) |
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中村 好一 |
自治医科大学公衆衛生学(教授) |
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西 信雄 |
医薬基盤・健康・栄養研究所 国際栄養情報センター(センター長) |
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平田 匠 |
慶應義塾大学 医学部 百寿総合研究センター(特任助教) |
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藤吉 朗 |
滋賀医科大学社会医学講座公衆衛生学部門(准教授) |
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寳澤 篤 |
東北大学東北メディカル・メガバンク機構 予防医学・疫学部門(教授) |
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宮本 恵宏 |
国立循環器病研究センター 予防健診部(部長) |
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村上 義孝 |
東邦大学医学部社会医学講座医療統計学分野(教授) |
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山岸 良匡 |
筑波大学医学医療系社会健康医学研究室(講師) |
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山科 章 |
東京医科大学医学教育推進センター(特任教授) |
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五十音順 敬称略 |
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実施講義: |
【講義 1】 |
脂質異常症の疫学(動脈硬化学会ガイドライン2017) |
岡村 智教 |
【講義 2】 |
高血圧と動脈硬化性疾患の疫学 |
大久保 孝義 |
【講義 3】 |
糖尿病と動脈硬化性疾患の疫学 |
大西 浩文 |
【講義 4】 |
身体活動関連指標分析のポイント |
井上 茂 |
【講義 5】 |
疫学の基本を再考する |
中村 好一 |
【講義 6】 |
コホート研究の分析でできる/できない/すべきこと
生物統計的なアプローチ |
村上 義孝
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【講義 7】 |
動脈硬化性疾患をターゲットとしたコホート研究の企画と管理 |
斉藤 功 |
【講義 8】 |
レジストリを用いた循環器疾患、動脈硬化性疾患の臨床研究の実際 |
香坂 俊 |
【講義 9】 |
臨床試験の企画と管理 |
上嶋 健治 |
【講義 10】 |
レセプトデータ分析のポイント |
中村 幸志 |
【講義 11】 |
女性の動脈硬化性疾患指標分析のポイントと予防の展望 |
小橋 元 |
【講義 12】 |
社会経済的指標分析のポイント |
西 信雄 |
【講義 13】 |
これからの動脈硬化評価 |
山科 章 |
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★ウェルカムセミナー★ |
【特別講演】予防セミナー30年の歴史 |
座長: |
岡村 智教 |
慶應義塾大学医学部衛生学公衆衛生学(教授) |
演者: |
児玉 和紀 |
公益財団法人 放射線影響研究所(主席研究員) |
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★共催セミナー★ |
ランチョンセミナー1 |
「ICT とビッグデータ時代の循環器疾患予防研究」 |
座長: |
岡村 智教 |
慶應義塾大学医学部衛生学公衆衛生学(教授) |
演者: |
永井 良三 |
自治医科大学 (学長) |
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ランチョンセミナー2 |
「動脈硬化ハイリスクに対する脂質異常症治療の新展開」 |
座長: |
上嶋 健治 |
京都大学医学部附属病院臨床研究総合センターEBM推進部(教授) |
演者: |
横手 幸太郎 |
千葉大学大学院医学研究院 細胞治療内科学講座 (教授) |
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演者、座長 敬称略 |
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募集について: |
キャンセルがでましたので、1名再募集します。 2017.07.10
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申込み: |
下記より申込書をダウンロードし必要事項を記入後、事務局まで送付して下さい。
申込用紙 ⇒ こちら
■申込書送付先■ メール: 申込用紙に記載
受付後1週間(土日祝日除く)以内に、メールにて受講詳細ををお知らせします。
事務局より連絡がない場合は、お手数ですがご連絡下さい。
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参加条件: |
・セミナーは全日程(宿泊含む)にご参加いただくことを条件としております。
・受講者は本セミナーに参加する前に、日本循環器病予防セミナーeラーニングの指定講義
を必ず受講していただきます。(詳細は受講決定時にご案内します)
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